7月1日、ウェルコート訪問がありました。
 6年間で最後の訪問ということもあって、各階がそれぞれ工夫をこらして、がんばって準備する姿が見られました。さて、当日はどんな様子だったのでしょうか。

1階

 始めに歌を歌いました。一生懸命練習したので、みんな堂々と歌うことができました。
 おぼろ月夜やふるさとを歌った時には、おじいさん、おばあさんも一緒になって歌ってくれました。
 拍手ももらって、大満足です。
 ふれあいの時間には、ビンゴゲームをしました。
 そしてその景品は・・・なんと、その場で似顔絵を描いてあげるというもの。なかなかそっくりに描けていて、おじいさん、おばあさんに喜んでいただくことができました。
2階

 これはゲームの1カットです。「文字バラ」というゲームをしました。ばらばらになった言葉を置き換えて、正しい言葉にするものですが・・・子どもたちがおじいさん、おばあさんの間に入って、いろいろ協力して考えました。
「これはきっと食べ物ですよ」
「手を挙げちゃいましょう!」
いろんな声が飛び交いました。
 最後は握手をしてお別れしました。
 「6年間ありがとうございました!」
 今までおじいさんやおばあさんに優しく接してもらって、自分たちが温かい気持ちになれたことを感謝することができました。
 手をつないだ時、涙ぐむ方やいつまでも手を握ってお話をされる方がいて、子どもたちも何か感じるものがあったようです。
3階

 浴衣軍団、登場!
 3階では、「よさこい」が披露されました。
 今日のこの日に向けて、一生懸命練習を重ねたメンバーです。このびっくり企画に、おじいさん、おばあさんもとても喜んでいたようです。
 紙芝居もしました。
 題は「ヤマトタケルノミコト」。
 見にくいですが、絵も全部手作りです。気合入ってます。
4階

 内容盛りだくさんの4階です。
 紙芝居や、ジャンケンゲームでは、一つ一つ全部紙に書いて、お年寄りが楽しめるようにたくさん工夫しました。
 また、この階では、子どもたちの歌やリコーダーに合わせてバイオリン演奏も行なわれました。
 ジャンケンゲームでの一こまです。
 グーチョキパーのカードを、人数分用意しました。
 なかなかグーやチョキが選べないおじいさん、おばあさんにとっては、タイムリーなアイデアだったようです。
 準備に、練習に、一生懸命取り組んだ、今回の訪問。
 毎年1度の訪問ではありますが、その中で子どもたちが感じるものを、確実に成長の糧にしてきました。年を追うごとにお年寄りへの接し方に変化がみられ、笑顔で会話を楽しむことができました。
 今までの訪問が、子どもたちにとって大切な時間であったことは言うまでもありません。いつまでもここで感じた温かい気持ちを忘れず、心の宝物としてとっておいてほしいと思います。

ウェルコート訪問